Powered By Blogger

2009年7月8日水曜日

2009年7月8日のメモ

1.Pentaho関連
 製品版のPentahoのライセンスが切れてしまい、突然使えなくなってしまった。
 
 ・User Consoleからログインでき、最初の画面までは問題なく表示されるが、
 レポートの作成/表示などを行おうとすると、ライセンスの期限が切れている旨を表示する。

 ・一方、Enterprise Consoleにログインすると、普段の画面は全く表示されず、
 LIC(ライセンス)ファイルの入力画面が表示される。

 そこで、急遽オープンソース版でテストを続けることにしたのだが、
Publish のパスワードのをインストール時に設定しないため、
レポートや分析の定義がPublish出来ず暫く悩む。

 結局、製品版と同じ所にパスワードが保存されていることがわかり、何とか分析のXMLをPublish 成功。
ファイルとパスは以下の通り、
Pentahoのホームから、pentaho-solutions/system/publisher_config.xml
このファイルの
<publisher-password>
内に、平文でパスワードを入力すればOKです。

サンプル:
<publisher-config>
<publisher-password>pentaho</publisher-password>
</publisher-config>

2.Mondrian関連
 MondrianのSchema workbenchではMondrianでサポートしている全ての機能が使えないようである。
  なお、バージョンは3.11
 
 Joinタグの定義に関する記述がはっきりしないのと、複数のJoinがうまくできないことが有りそうだ。
 今回考えた代替案としては、以下の2つがある。
  ①タグではなくタグをつがう方法
  ②DB内であらかじめviewを作成する方法
    ※MySQLを使っていたが、5.0以降Viewが使用できる。

 結論から言うとどちらも問題なく、動きました。
 viewタグの中には直接SQLがかけるので、SQLで結合(join)した結果を用意するのに対し、
 DBで用意するviewはBIツールとしての用途を考えると、やや難ありと言ったところ。
 今回は、ターゲットのツールは1つでそのデータの解析が目的なので、あまり問題はない。

 

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

現在、pentahoのce版を勉強してます。
流れとかがいまいち分からなくて教えていただきたいのですが
1.spoonでDWHへのETL処理を行なう
2.DWHをスキーマワークベンチから利用しROLAPを作成する
3.DWHとROLAPから、レポートデザイナを使用してレポートを表示する
上記のような流れでいいのでしょうか。
また、この場合にODSと呼ばれるデータは何処で入れるのでしょうか?

KFZE-ClassicRed さんのコメント...

匿名さん
まず、
ODS=Operational Data Store
でよろしいでしょうか?

私も詳しくないので判りませんが、
ODSは必ず必要なもなのでしょうか?
http://www.pentaho-partner.jp/product/summary.html
↑にはODSという言葉は出てきませんね。

DWHに全て1ステップで集められないときや、
定期的に1週間単位とか1カ月単位でデータ保存の必要があるとか、
そういうときに使うのですかね?

逆質問ですいません<(_ _)>

匿名 さんのコメント...

KFZE-ClassicRed さん

ODSはOperational Data Sourceのことです。
DWHの構築に必要でも、業務データには存在しないデータのことを
指すようです(http://www.thinkit.co.jp/cert/tech/1/3/3.htm)。

定期的な実行の為でというよりも、
なんらかの分析軸で分析する際に必要な情報の一つ、のような
理解をしております。
最初OpenOLAPの調査をしていたので、そこで出てきたのですが、
BIシステムでは共通に必要な情報かと認識してます。

pentahoのどのツールのアウトプットが
どのツールのインになるのかという流れが
よくわかってなくて、こういう質問をさせていただきました。
すみません(´・ω・`;)。

KFZE-ClassicRed さんのコメント...

匿名さん
ThinkITの説明を見て判りました。
予測に使うデータという表現で判るとおり、
実績データとしてそろっていないものです。
DWHは実績データから抽出して作り上げているものなので、
過去のものしかないわけです。

で、
計画段階のデータを含むDBを、
どこかにOLAPからみえる場所に作成する必要が出てきます。
その臨時(?)に使うDBをODSと言っているようですね。

ということで、
作業用のDBであればODSになってしまうので、
Pentahoの管理外のシステムといっても良いでしょう。
強いて関連ををあげると、スキーマワークベンチでスキーマを作成する際に参照する程度でしょうか?

また、データマイニングでも利用するかもしれないですね。